先日、管理者研修会に参加してきました(まだ管理者と呼べるほど経験は積んでいませんが…)。
そこでは管理者としての考え方や新人への指導の仕方などリハビリには直接つながりませんが、社会人としての知識を得ることが出来ました。
研修会の中で特に印象に残っている話が理学療法士の仕事についての話です。
「患者さんをさすって、揉んで、歩かせる」これが理学療法士の仕事だと世間では思われているらしいです。確かに自分たちのリハビリを見直しても、そう思われても仕方ないかなと思います。実際は「基本動作能力の獲得」を目標にリハビリを実施しています。そのための手段としてさすったり、揉んだりします(個人的には揉むという表現は好きではないんですけど)。動作獲得に何が足りないのか、それを判断するために一番大事なことは「評価」することです。評価とはどの位曲がるかではなく、なぜそこまでしか曲がらないのか、原因を考えることです。しっかり評価が出来れば問題点が明確になりしっかりした治療プログラムが立案できるはずです。
今回の研修で自分の仕事が何なのか、普段の自分のリハビリはどうか見直すことが出来ました。
長々と失礼しました。