認知機能の改善を図る方法の一つに「回想法」というものが有ります。
これは、自分が体験した過去を振り返ることで、精神の安定を図る心理療法の一つなのですが
大人のストレスを解消する手段の一つに非常に似ています。
それは「子供の頃にはまった遊びを、大人になってやってみる」というものです。
私も子供の頃にはまった遊びを、大人になって再開してみました。
それは……ミニ四駆です。
子どもの頃に世代を超えてブームを起こした小さなモータースポーツ、といえばかっこいいかも知れませんが
要はただおもちゃで速さを競う。相手より速くゴールするという単純な遊びなんですが、奥が深い。
近年再ブームとなり、現在第3次ブームの盛り上がりを見せています。
そこで見る大人は子供の時と同じように真剣なんですが、速さを求める為に大人の知識と財力を持って容赦なく正面からぶつかります。
某オークションでは、廃盤になった高性能パーツ(定価数百円)を、お寿司や焼き肉が食べに行けるくらいの値段で競り落としたりしており、レース外でも白熱したものが見られます。
そうやって一台にたくさんのお金と時間をかけて作って、いざ走らせてみても
コースアウトで終わったり
ジュニアクラス(小中学生)の子のマシンに負けたり
思い通りに行きません。
でも楽しいですね。同じ世代で話題が通じ合う事や、世代が違っても同じ目標に向かって真剣勝負している事が。
そんな私は、パーツ取りや限定品という言葉に釣られて買い込んだパーツが、押入れを埋め尽くしました。むしろはみ出しています。
皆さまも大人の財力で暴走しないよう程々にしましょう…(‘A`)