みなさん、こんにちわ。
デイケアのブログ担当です。
さて、今日は何を書こうか迷うところですが…。
介護にはいろんな職種の人が携わります。
介護福祉士さん、ヘルパーさん、運転手さん、ケアマネージャーさん、理学療法士さん、作業療法士さん(私たちの管理者です)、
社会福祉士さん、時には精神保健福祉士さん、福祉用具レンタル業者さん、などなど。
以前のブログで、介護職員はモチベーションで持ってるようなものだという類のものを投稿しましたが、
それはどこの職場でも同じですね。
ところで介護って、3Kって呼ばれるのわかりますか?3Kとは、 きつい ・ 給料が安い ・ 汚い です。
一般的な職業からするとそんなイメージなんでしょうね。現在在職中の身として、これらすべてを否定することはしませんが。
そんな3Kで働いている介護業界の方、私の職場の仲間も、他の施設で働いている同業者の方も本当によく頑張っていると思います。
表面的に見える部分と見えない部分と。楽しそうに笑顔見せている部分は氷山の一角ですよ。
その真下には想像できないほどの見えない努力と雑務が多いんです。介護は身体を動かして介助するのと同じくらい、
省くことのできない必要な書類作成が膨大にあります。
そこには介護保険という財源が投入されているから、国としても簡単には介護報酬を出せないんですね。
だから、似たような書類やら、短期間のうちに何度も作成しないといけない書類やら、毎月作成しないといけない書類やら……。
1種類の書類を作成するのに短くても30分、困難ケースだと数日以上かかったりすることもあります。
そんな書類が一人の利用者に対して何種類も存在します。
悪徳業者が参入しようものなら、これらの課題をクリアできないものだから、どうにかしてごまかそうとする。
監査指導する保険者も馬鹿じゃないので、無理な辻褄合わせはすぐに見抜きます。
監査指導の結果、改善命令が出される → 命令に従わなかったり虚偽報告をした場合には、指定取り消しや報酬返還命令を受ける
『うわあ、どうしよう』となっても後の祭りです。迷惑被るのは利用者さんですからね。
最悪の事態を避けるべく、そうならないように常に対策と書類整備を怠らず、ということが求められます。
しかし、どれだけの事業所が完璧にできているものか。
ところで、ここでいう『監査』と『実地指導』とは全く別物です。
監査は、基本的に運営違反をしていることが確実で、報酬返還がほぼ確定されている場合に行われます。コムスンが良い例ですね。
実地指導は、保険者が『きちんと運営できていますか。ここが不十分だからこのように改善して下さい』と正常な運営状態に導くものです。だから実地指導はたいして怖くもないし心配することもない。
私が調査員だったら………色んな事業所の話を噂で聞く限り、あれもこれも軽い運営基準違反から重たい運営基準違反まで見抜けるケースは多いだろうなあ、とか。自分を過大評価しすぎかもしれませんがね。
正常な運営を行うためには見えない努力があってこそ。職員のモチベーションが保たれてこそ、だと。
それをわかって頂きたい。介護の世界で働く人には恐らくどの職場の人にも満遍なく伝わることと思います。
最近、面白いサイトを見つけました。
自己分析に役立ちそうなので軽い気持ちで一度やってみてはどうでしょうか。
http://shining.main.jp/eniatest.html
それではみなさん、ごきげんよう。